シアターZOOでは、先々週、11月9日～15日に劇場を利用していた団体の複数名の俳優から新型コロナウイルスによる感染が見られ、直ちに劇場を閉鎖し、保健所の指示に従い、劇場における感染症対策の点検と、劇場再開に向けた準備を進めて参りました。
本日、11月24日(火)までに、13日にご来場のお客様には感染が拡大しなかったことが保健所により確認され、館内の徹底した消毒作業も済ませましたので、慎重に劇場を再開することにします。
劇場の再開にあたり、最初の利用者となるラボチプロデュース・ぷらすのと☆えれき「我が生涯、痛恨のダ・カーポ」の公演主催者とは、シアターZOOが6月から継続してきた感染症対策の徹底を再確認し、更に「関係者の中に体調不良者が現れた際の対策手順」の一部を強化することにも同意が得られたため、本日より仕込み作業を開始することとしました。

強化した対策手順のポイントは以下の点です。

（旧）「37.0℃以上の発熱や体調不良」
　→　→　→　→「札幌市の救急安心センターに問い合わせて指示を仰ぐ」

（新）「37.0℃以上の発熱や体調不良」
　→　→　→　→「必ず医師の診察や検査を受け、陰性であることが証明されるまで入館禁止」

今後もシアターZOOでは、2020年6月から実施している「感染症対策」
＜http://www.h-paf.ne.jp/zoo/about/countermeasures_against_covid19/＞　を徹底し、
現在の感染拡大状況が収束するまでは、強化した「関係者の中に体調不良者が現れた際の対策手順」に従い安全に劇場を運営してまいります。

2020年11月24日
公益財団法人 北海道演劇財団
芸術監督　斎藤　歩