「フレップの花、咲く頃に」稚内公演
札幌座
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上演日程 | 2020年10月11日 |
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作 者 | 山田百次 |
演 出 | 斎藤歩 |
会 場 | 稚内総合文化センター大ホール |
主 催 | 稚内市文化事業振興協議会 |
共 催 | 稚内市・稚内市教育委員会 |
企画制作 | 北海道演劇財団 |
この公演について
そこに国境はなかった
ただ人と人が
生きるために向き合い
共存していた
「北海道」と命名されてから150年の節目を迎えた2018年、
「北海道・サハリン州友好・経済協力提携20周年」の年でもあった2018年6月に初演し、わが国でもっともロシアと近い北海道で、両国の過去と未来を見据えた作品として高い評価を受けた札幌座「フレップの花、咲く頃に」を、
2020年夏、札幌、江別、名寄での公演を終え
10月に稚内で千穐楽を迎えます。
サハリンで幼年期を過ごした札幌に在住する引揚者の手記をもとに、
ここ数年北海道の史実をもとに新作を書き下ろし続け、
札幌でも高い評価(「珈琲法要」札幌劇場祭2016大賞受賞)を受た山田百次の脚本、1990年代からロシアとの交流にかかわってきた斎藤歩の演出により
舞台化に成功した作品を、道内各地で上演します。
札幌座の感染症対策をお読みの上、ご来場ください。
http://www.sapporoza.com/200622countermeasures_against_covid19/
演出家からのメッセージ
最初、吉岡潤三さんの手記を読んだ時、人々が備え持つ懐の大きさに驚きました。憎しみあい殺し合う戦争をしていた者同士が、共生するために混住し、互いの心を通わせる過程に驚きと希望を感じて、山田百次君に戯曲執筆を依頼。アリョーナさんとも出会えたことで2018年に初演することができました。そしてその上演後には、反響の大きさに再び驚かされたのです。身近にこんなにもサハリン出身の人がいたことを知りませんでした。戦後サハリンから北海道に帰国した人たちは、かなり長い間我慢を続けてこられたのだという事を知りました。我慢を強いられ続けてこられたのだと。
北海道では今年の2月以降、多くの演劇人と演劇ファンがじっと我慢を続けてきました。これまで味わったことのない我慢の日々です。晴れて安心して劇場のドアをくぐるとまでは、状況は改善していませんが、それでも何とか劇場のドアをこじ開けるために、数々の感染症対策を施して、皆さまを劇場でお待ちしています。
念願の稚内公演です。
キャスト
西田薫(札幌座・稚内高校出身)
山田百次(ホエイ・劇団野の上)
熊木志保(札幌座)
竹原圭一(RED KING CRAB)
高橋海妃(フリー)
アリョーナ(MASK ジャイブプロモーション)
スタッフ
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール(株))
舞台製作:アクトコール(株)
照明:秋野良太(祇王舎)
音響:横尾寛(ヨコオ制作所)
プロデューサー:木村典子
チケット料金 | 大人(一般・大学生):2,000円
子ども(高校生以下):1,000円 ※全席指定 ※当日は500円増し |
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公演日程 | 2020年
10月11日(日) 14:00 開演 ※開場は13:30 |
チケットの取り扱い | 稚内総合文化センター
(有)楽器の白金堂 (株)フナヤマ中央店・大黒店 |
お問い合わせ | 稚内市文化事業振興協議会
☎0162-23-6056(市教育総務課直通) |