暴雪圏

暴雪圏

All Sapporo Professional Actors Selection Vol.3

札幌演劇シーズン2022-冬 サテライトプログラム

暴雪圏

画像をクリックするとチラシを閲覧できます

上演日程 2022年03月09日~2022年03月17日
作 者 原作:佐々木譲/脚本:斎藤歩
演 出 斎藤歩
会 場 クリエイティブスタジオ(札幌市民交流プラザ3階)
住 所 札幌市中央区北1条西1丁目
主 催 北海道演劇財団・札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市芸術文化財団)・NPO法人札幌座くらぶ
協 賛 北海道演劇財団 特別支援団体
北洋銀行/ホクレン農業協同組合連合会/岩本・佐藤法律事務所/北海道新聞社/HTB北海道テレビ放送/あいプラン
後 援 札幌市、札幌市教育委員会、HBC北海道放送、STV札幌テレビ放送、HTB北海道テレビ放送、UHB北海道文化放送、TVhテレビ北海道、STVラジオ、AIR-G'FM北海道、FMノースウェーブ、FMアップル、北海道新聞社、朝日新聞北海道支社、毎日新聞北海道支社、読売新聞北海道支社
助 成 文化庁:文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業) |独立行政法人日本芸術文化振興会
札幌市文化芸術活動再開支援事業
協 力 協力:天神山アートスタジオ
特別協力:(株)ODAプロダクション
制作協力:ダブルス・tatt.inc
後方協力:札幌演劇シーズン実行委員会
企画制作 北海道演劇財団

この公演について

直木賞作家・佐々木譲が北海道の厳寒期を描いた長編小説を
2018年に札幌座・斎藤歩が舞台化。
全てのステージが公演前に完売した話題作をスケールアップし
クリエイティブスタジオでついに、再演。
ブリザードが吹き抜ける十勝の平原を貫く一本道に建つペンションに
避難せざるを得なくなった極限状態の人間模様が
自然の猛威の中で交錯する。

十勝のある地方に赴任したばかりの定年間近の巡査部長・川久保は、
吹き荒れ始めた嵐に気を引き締めていた。
近年多発する爆弾低気圧の接近による様々な被害を想定していた。
この土地でも過去に、下校途中の小学生がブリザードに方向を見失い、
全員雪の中で死亡したという事例があった。
そんな吹雪に揺れる派出所に緊急警戒情報が飛び込んでくる。
帯広の暴力団組長宅に強盗が入り、内儀を殺害して大金を強奪し逃走中とのこと。
ブリザードが吹き抜ける十勝の平原を貫く一本道に建つペンションに、
様々な人生模様が避難してくる。
不用意な出会い系サイトへの書き込みから派生した不倫関係の清算を願う主婦。
組長の妻をはずみで殺してしまった強盗犯。
義父からの性的虐待に悩み家出した女子高生。
事務所から大金を持ち逃げした会社員。
人々の運命はやがて、自然の猛威の中で絡み合う。
そして雪に閉ざされた地域に残された唯一の警察官・川久保は、
大きな決断を迫られ、撃鉄に指をかける・・・。

3月15日19時からの公演をご観劇の方限定で
上演終了後、舞台上でスペシャルトークをお届けします。
原作者の小説家・佐々木譲さんと、演出家・斎藤歩が「文学」と「演劇」
そして北海道のことを大いに語るトークショーです。
(トークショーのみのご鑑賞はできません)

本公演は、北海道演劇財団の感染症対策
↓  ↓  ↓(クリックするとPDFファイルが開きます)
★北海道演劇財団の感染症対策
に準じた感染症対策を施したうえでの実施となります。

演出家からのメッセージ

【脚本・演出・音楽:斎藤歩】
2018年、シアターZOOを雪まみれにして「暴雪圏」の舞台化に成功しました。今度はクリエイティブスタジオを雪まみれにすることになりそうです。やはり北海道で創る北海道のドラマですし、内容が内容ですので雪まみれにならざるを得ないと思います。
 地球温暖化の影響と言われ続けていますが、年々極端になっているように感じる北海道の気象です。私たちに襲い掛かる雪嵐(ブリザード)も深刻さと頻度を増している気がします。爆弾低気圧とかゲリラ豪雪とか、激しさを増す気象を表す言葉も随分乱暴になってきました。等圧線の間隔が狭い気圧配置の気象図を見せられ脅されて、それでも北海道で生きてゆく人たちは、ぢぃ~っと耐えるのです。
 暴雪圏の初演が2018年の2月でした。hitaruやクリエイティブスタジオがオープンしたのが10月、その年の12月に「ゴドーを待ちながら」をオープニングプログラムでやらせていただきました。その当時から「暴雪圏をクリエイティブスタジオでやってよ」と劇場の方に言われていました。それがようやく実現するのです。
 感染症との闘いがもう2年も続いています。どんな雪嵐(ブリザード)もいつかは嘘のように晴れるということを北海道の人たちは知っています。豪雪明けの雪かきは重労働ですが、黙々と汗だくになって雪を掻き、生活を取り戻すしぶとさを持つ北海道の人たちのドラマです。

キャスト

山野久治(風の色)
林千賀子(札幌座)
納谷真大(イレブンナイン)
磯貝圭子(札幌座)
山田百次(ホエイ・劇団野の上)
泉陽二(札幌座)
小林エレキ(yhs)
上總真奈(イレブンナイン)
梅原たくと(イレブンナイン)
内崎帆乃香(イレブンナイン)
斎藤歩(札幌座)

スタッフ

演出助手:菊池颯平(イレブンナイン)
舞台美術:高田久男(セットアップ)
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)
舞台製作:アクトコール
照明プラン:熊倉英記
音響:奥山菜々(pylon.inc)
衣裳:熊木志保(札幌座)
小道具:常本亜実(札幌座)
宣伝美術:若林瑞沙(Studio COPAIN)
制作:富岡尊廣(札幌座くらぶ)
プロデューサー:木村典子(札幌座)
技術協力:札幌市民交流プラザ事業部舞台技術課・(株)ステージアンサンブル

チケット料金 前売・当日共通/全席自由/税込
【一般】4,000円
【学生】2,000円
【高校生以下】1,000円
※未就学児は入場できません
※学生・高校生以下の方は当日学生証をご提示ください
公演日程 2022年(開演時刻)
3月 9日(水) 19:00
3月10日(木) 14:00/19:00
3月11日(金) 19:00
3月12日(土) 14:00/18:00
3月13日(日) 14:00
3月14日(月) 14:00/19:00
3月15日(火) 19:00 ★スペシャルトーク
3月16日(水) 14:00/19:00
3月17日(木) 14:00
※上演時間は1時間40分の予定
※開場は開演の30分前
チケットの取り扱い 札幌市民交流プラザメンバーズサイト
 https://sapporo-cp-members.jp
道新プレイガイド
 https://doshin-playguide.jp
 ☎0570-00-3871
ローソンチケット
 Lコード:11320
チケットぴあ
 Pコード:509-389
エヌチケ(公演当日会場受取、手数料無料)
 https://ticket.aserv.jp/nt/
北海道演劇財団(平日10:00~18:00)
 ☎011-520-0710
 office@h-paf.ne.jp
お問い合わせ 北海道演劇財団(平日10:00~18:00)
 ☎011-520-0710
 office@h-paf.ne.jp

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