2020年11月19日
すでに公演中止となっていた シアターZOO提携公演・劇団木製ボイジャー14号 「K氏は青春に坐し、涙した。」 その後、出演者たちが受けたPCR検査の結果について
11月12日~15日にシアターZOO提携公演として上演予定だった「K氏は青春に坐し、涙した。」は、4名の俳優に体調不良が見られ、いずれの出演者も医療機関により新型コロナウイルスによる感染症ではないと判断されていましたが、代役での公演継続も困難であったことから、11月14日(土)の午前中に残るすべての公演を中止する判断をしました。14日の段階で体調不良を訴えていた3名の出演者は医療機関で受診し、そのうちの2名が念のためにPCR検査を受けていました。そして15日(日)、2名とも「陽性」であるとの結果が本人たちに届き、残る14名の俳優たちが「濃厚接触者」と指定され、16日(月)夜にPCR検査の検体を提出していました。
そして本日、19日(木)の13時過ぎに「6名が陽性」との結果が届きました。16名の出演者のうち合計8名の俳優から陽性反応が出たことになります。
最初に「陽性」と判定されてしまった2名の若い俳優たちのうち、1名は既に回復し、1名は軽症とのこと、新たに陽性反応が出た6名も、無症状あるいは軽症のようで、現在自宅待機し、保健所からの聞き取り調査と指示を待っているところです。
すでに劇場ではスタッフによる館内全域の消毒を行い、保健所からは「劇場を再開をしても構わない」と言われていたのですが、この結果を受け、現在、保健所の更なる指示を待っているところです。
今週末上演予定だった「高校演劇解放区」はすでに中止を決定し、お知らせしていますが、来週11月27日(金)~29日(日)に上演予定のラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「我が生涯、痛恨のダ・カーポ」は、感染症対策の徹底を再確認した上で、現在予定通りの上演に向けて準備をしております。
まずは保健所の調査に全面協力し、指示を仰ぎ、感染拡大防止に全力を注ぎます。
2020年11月19日
公益財団法人 北海道演劇財団
芸術監督 斎藤 歩