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群来、春告魚と蜃気楼

札幌座

第61回公演

このお芝居について

北海道演劇財団の芸術監督、清水友陽の作・演出による新作
「群来、春告魚と蜃気楼」を発表します。
余市の鰊場を舞台にした、ドラマです。

駅のそばに建つ老舗旅館。
母と娘、そして一頭の老犬が切り盛りしている。
4年ぶりに開催される北海ソーラン祭。
旅館に出入りする地域おこし協力隊の男は
「ソーラン節」の猛特訓中。
祭り前夜、どこからともなくカモメの鳴き声が聞こえてくる。
ニシン漁師が現れ、群来る海へと男を連れだし…
町の伝承物語の旅がはじまる。

※10月29日(日) 14:00公演の前売券が、売り切れとなっております。

演出家からのメッセージ

「群来ると、海いちめん、真っ白くなるんだわ。」
 私は小樽で育ったので、生活のそばにいつも海がありました。子どもの頃に鰊御殿に遠足に行ったこともあるし、「群来(くき)」という言葉も知っていました。毎年3月から5月にかけて回遊・産卵したニシンは春告魚(はるつげうお)と呼ばれ、白子で海が真っ白に染まる「群来」という現象が起きたそうです。明治から大正、大漁に沸いたニシンを求め、陸もまた大いに賑わいました。鉄道があちこちにのび、余市駅から全道各地にニシンが運ばれただろうと想像します。
 はるか昔から人々が生活を営み、出会いと融合を続けてきた余市町。この地に暮らし、この地に訪れ、出会い、話し、新たな関係が紡がれる、北の町の小さくて壮大な物語です。
清水友陽

作者 清水友陽
演出 清水友陽
キャスト 斎藤 歩(札幌座)
磯貝 圭子(札幌座)
泉 陽二(札幌座)
熊木 志保(札幌座)
大森 弥子(Takako Classical Ballet)
木村 美結(札幌座研修生)
スタッフ 作・演出:清水友陽(劇団清水企画)
作曲:斎藤歩(札幌座)
演奏:土田英順(チェロ)

演出助手:常本亜実(札幌座)
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール)
舞台美術デザイン:高村由紀子(フリー)
舞台製作:アクトコール(株)
照明プラン:清水洋和(ほりぞんとあーと)
音響:西脇秀之(フリー)
衣装デザイン:西田薫(札幌座)
宣伝美術:若林瑞沙(Studio COPAIN)
制作:富岡尊廣(NPO法人札幌座くらぶ)
プロデューサー:木村典子(札幌座)
公演日程表 2023年
10月26日(木)★19:00
10月27日(金)14:00/19:00
10月28日(土)14:00/18:00
10月29日(日)★14:00 ←前売券 完売
10月30日(月)19:00
10月31日(火)14:00
★アフタートークあり
チケット料金 一般:3,500円
学生:2,000円
高校生以下:1,000円

エヌチケ10周年記念
NTステッカー付チケット
一般:3,850円
学生:2,300円
高校生以下:1,200円
※エヌチケのキャラクター「エヌティ」のステッカー付チケットをご購入いただくと、通常劇団側が負担する販売手数料が無料に!
<エヌチケ10周年特別企画のお問い合わせは>
https://www.ws-nt.jp/info
チケットの取り扱い 〇エヌチケ
 https://ticket.aserv.jp/nt/
〇道新プレイガイド
 ☎0570-00-3871(10:00-17:00日曜休)
 https://doshin-playguide.jp
〇市民交流プラザチケットセンター
 (10:00-19:00 プラザ休館日除く)
〇セイコーマートマルチコピー機
 (セコマコード:D2333102602)
〇ローソンチケット
 (Lコード:11656)
〇チケットぴあ
 (Pコード:520-912)
〇北海道演劇財団
 ☎011-520-0710 (平日10:00-18:00)
お問い合わせ 北海道演劇財団
 ☎ 011-520-0710 (平日10:00-18:00)
 ✉ office@h-paf.ne.jp
主催 北海道演劇財団・NPO法人札幌座くらぶ
協賛 特別協賛
北洋銀行/ホクレン農業協同組合連合会/岩本・佐藤法律事務所/北海道新聞社・HTB北海道テレビ放送/あいプラン
協力 制作協力:ダブルス
後援 札幌市、札幌市教育委員会、余市町、余市町教育委員会、余市観光協会
助成 文化庁 文化芸術振興費補助金
舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援)|独立行政法人日本芸術文化振興会
企画制作 北海道演劇財団