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「鳥」

日本劇団協議会

日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演

このお芝居について

人間やめた!鳥になる!鳥の王国で世界を征服?

人間社会にうんざりした2人のアテネ人は鳥の国を作るのためにヤツガシラの森を訪れる。2人は鳥の国を作って神と人間の間に立つことで世の中を支配しようと提案し、賛同した多くの鳥たちが2人のもとへ集まってくる。それを聞きつけたギリシャの神々や人間たちも鳥の国にやってきて・・・・。

演出家からのメッセージ

 ギリシャのディオニソス劇場に行ってきた。斜面を利用した野外劇場で、1万5千人もの観客を収容できたそうだ。青空の下、雑草に覆われた客席から舞台を見下ろすと、遠くにアテネの町並みが見えた。この劇場で、今から約2400年前に、このアリストパネスの『鳥』という作品は上演された。たくさんの鳥たちが登場するのだけれど、読んでいるだけで、賑やかで楽しげだ。この「寓話」を、どうすれば札幌のシアターZOOという地下劇場に蘇らせることができるのか、これから試行錯誤の日々が始まるのだ。

今回は人形の沢さんと一緒に仕事をすることができた。デザインの初稿を見て、愛らしくって小躍りした。音楽は歩さんにお願いした。どのスタッフも『鳥』の世界を遊び尽くすにはぴったりな皆さんに集まってもらった。ダンサーの東海林さんはじめ若手の役者たちが、人形と音楽に戯れながらどんな鳥っぷりを披露することになるのか、今からわくわくする。

演出 清水友陽

「鳥」
作者 アリストパネス
翻訳者 呉茂一
演出 清水友陽
キャスト 斎藤歩、佐藤健一、高子未来、市川薫、彦素由幸(フリー)、由村鯨太(わんわんズ)、成田愛花(劇団ひまわり)、東海林靖志、熊木志保
スタッフ 舞台監督:佐藤健一、舞台美術プラン:若林瑞沙(studio COPAIN)、舞台製作:札幌座、照明:熊倉英樹、音響オペレーター:熊木志保、作曲・音響プラン:斎藤歩、振付:東海林靖志、人形デザイン:沢則行、
小道具・人形製作:中川有子、衣裳:岡本嚇子(アトリエ・スピカ)、
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)、プロデューサー:木村典子(札幌座)
制作:公益社団法人日本劇団協議会
劇団サイト http://www.sapporoza.com/
公演日程表

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※7月10日はファミリー観劇デーにつき、未就学児入場可能です。
チケット料金 一般:2,500円
学生:1,500円
高校生以下:1,000円
未就学児(7月10日のみ):500円
チケットの取り扱い 一般:ローソンチケット(Lコード:11315)
   大丸プレイガイド
全種類:公益社団法人日本劇団協議会
    公益財団法人北海道演劇財団
お問い合わせ 日本劇団協議会/TEL.03-5909-4600
北海道演劇財団/TEL.011-520-0710
E-mai office@h-paf.ne.jp
主催 文化庁、公益社団法人日本劇団協議会
協力 札幌座
後援 札幌市、札幌市教育委員会
助成 文化庁